グレード試験を受ける意味
- 笹島 陽子
- 11月7日
- 読了時間: 2分
更新日:11月8日
ヤマハのピアノ演奏グレード。
正直、自分が子供の頃はプールや習字で級や段を取る感覚で何も考えずに、
「9、8、7級受けたら、次6級」
などと、軽く考えて受験して、それがどんな効果があるかを深く考えていませんでした。
現在、7級を目指している生徒さん。
今までは一度もグレードを受験したことがないのですが、目標があったらいいということこで、勉強を始めています。
その中で初見という、パッと見てピアノを弾くという課題があります。
ただ、正直問題なので面白くない・・。
そのため、最初から問題にとりかかるのではなく、知ってる曲や新しく弾く次の曲を一緒に初見をして、慣れてきてから、問題にとりかかります。
とは言っても、最初は知ってると思われる曲の過去の試験問題から、すぐ弾くのではなく一緒に音読のコツをお話してから、弾いてもらっています。
それまでは、初見は面白くない!と私も生徒さんも思っていましたが、問題を始めて1か月を経った今は、目に見えて初見力が上がってきていて、この前は生徒さんが楽しそうに問題を弾いているところまでに。
生徒さんのほとんどは初見が嫌い。
「初めて会う人と何をしゃべっていいかわからない」
って感じでしょうか?
「初見は練習しなくて弾けるようになるから、私は大好き」
って言っても信じてもらえないのですが、その生徒さんの反応がみるみる変わっていくので
グレード試験は上達するための手段だなっと、グレード試験を受ける意味を改めて感じています。





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