ピアノの発表会・グレード・コンクールの違いって?
- 笹島 陽子
- 48 分前
- 読了時間: 4分
ピアノの発表会・グレード・コンクールの違いって?
ピアノを習っていると、「発表会」「グレード」「コンクール」という言葉を耳にすることがあります。
でも、はじめての方にとっては、それぞれどんなものなのか、違いが分かりにくいこともあるかもしれません。
今回は、発表会・グレード・コンクールの違いについて、はじめての方にも分かりやすいように、ふんわりとご紹介したいと思います。
ピアノ発表会は「大きな舞台で人前で演奏する体験」
発表会は、大きな舞台で人前で演奏する体験です。
自分の好きな曲に、いつものレッスンのときよりも長く、深く向き合いながら練習していきます。
そうして仕上げた曲は、そのときだけの曲ではなく、自分の大切な持ち曲になることもあります。実際に、発表会で弾いた曲を、1年たっても大事に弾いてくださる方もいらっしゃいます。
本番に向けて1曲を仕上げていく経験は、普段のレッスンとはまた違った学びがあります。人前で弾く緊張感もふくめて、大きな成長につながる大切な機会だと感じています。
グレードは「自分の力を確認するための目安」
グレードは、簡単に言うと、自分の今の力を確認するための目安です。
今どのくらい力がついているのかを知ることができ、目標を持って取り組みやすくなる良さがあります。
また、講師にとっても、今教えている方向がきちんとしているか、自分の指導を見つめ直す機会になると感じています。
グレードのよいところは、人と争うのではなく、自分自身と向き合いながら取り組めるところです。「この日までに仕上げよう」という目標にもなりますし、点数がついたり、賞状をいただいたりすることで、合格したという自信にもつながります。
コンクールは「他の参加者と競いながら挑戦する場」
コンクールは、他の参加者と競いながら挑戦する場です。
大きな舞台で人前で演奏するという点では発表会と似ていますし、講評や点数をいただくという点では、グレードと共通する部分もあります。
その中で、コンクールの大きな特徴は、順位や賞がつくことです。そのため、発表会やグレード以上に、より細かな表現や完成度を意識して準備していくことが必要になります。
もちろん、楽しいことばかりではなく、緊張したり、思うような結果にならなかったりして、厳しさを感じることもあります。でも、その経験の中で得られることもたくさんあると思います。
どれが一番よい、というものではありません
発表会、グレード、コンクールは、それぞれ目的が違います。
どれが一番上、どれが一番えらい、というものではありません。
発表会で人前で弾く経験を積むことが、その子にとって大きな成長になることもあります。グレードを受けることで、今の力を確認しながら自信をつけられることもあります。コンクールに挑戦することで、さらに深く音楽に向き合えることもあります。
大切なのは、その子に合っているかどうか、そして今のタイミングに合っているかどうかだと思っています。
その子に合った経験を大切にしたいと思っています
ピアノの学び方は、一人ひとり違います。
人前で演奏することが好きなお子さんもいれば、少しずつ自信をつけながら進みたいお子さんもいます。目標があると頑張れる子もいれば、まずは音楽を楽しむことを大切にしたい子もいます。
だからこそ、みんなが同じ形を目指す必要はないのではないかなと思っています。
それぞれのお子さんに合った経験を重ねながら、無理なく、でも少しずつ成長していけることが大切なのではないでしょうか。
発表会、グレード、コンクール。どれも、ピアノを学ぶ中での素敵な経験になり得るものです。
それぞれの違いを知ることで、お子さんに合った一歩を考えるきっかけになればうれしいです。
教室として大切にしていること
当教室でも、本番の経験や目標を持つことは大切にしながら、何よりその子に合ったペースを大切にしたいと思っています。
無理に何かを目指すのではなく、音楽を楽しむ気持ちを育てながら、それぞれに合った挑戦や経験を重ねていけたらうれしいです。





コメント